大まかな流れを図にしました。詳細は説明をごらんください(表の番号と説明の番号が対応しています)。
表の左の列が博論社の作業、右の列が著者の作業となります。
校正紙のやりとりは、PDFで行います。
◎原稿を整理して、印刷用データ(版下)を作成します
◎校正が入ります:修正指示を青字でPDF上に記入します
◎修正したい箇所に赤字を入れてください
◎弊社からの修正指示を修正するかどうかご判断ください(○×を付ける)
◎索引文字にマーカーを入れてください
◎「はじめに」「あとがき」のデータをご用意ください
◎著者が入れた赤字と、著者が採用した弊社の青字をデータ修正
◎初校の赤字が反映されているかチェックが入ります
◎校正が入ります:修正指示を青字でPDF上に記入します
◎著者の最終確認となりますのでじっくりご覧ください
◎弊社からの修正指示を修正するかどうかご判断ください(○×を付ける)
→この段階で大幅な直しが入りましたら、三校をとります(別途料金がかかります)
◎著者が入れた赤字と、著者が採用した弊社の青字をデータ化
◎索引を作成します
◎再校の赤字が反映されているかチェックが入ります
◎最終校正が入ります
◎念校段階の最終校正で入った赤字は、修正ページのみ、著者に指示を仰ぎます
◎著者からOKの指示が出たら、修正して最終チェックを終え、校了。印刷会社へ入校します。
⑪試し刷り作成(博論社の作業)
印刷会社から試し刷りがあがってきたら、弊社内で出来上がりのチェックをし、問題がなければ、⑫本刷りへ。著者の必要部数の印刷を発注します。
*念校とは―念校と三校の違いにつきまして
念校とは、校了すべき段階でも、校了にすることが不安な場合に、念のために校正すること(また、その校正刷)です。
弊社では、再校段階で赤字が常識の範囲で入った場合、そこで校了にしてしまわずに、念校をとって弊社内で校正します。著者には念校段階で入った赤字についてメール(PDF)で確認していただきます。念校は料金は発生しません。
ただし、再校段階で大幅な赤字が入った場合(数ページ丸ごと差し替え、ページが修正で真っ赤など)は、念校ではなく三校をとり、初校や再校と同じように著者にもチェックしていただきます。三校は別途費用が発生します。
博士論文でも、おうおうにして著者が考えている以上に修正が入るものです。原稿を弊社にお渡しいただく前に今一度内容をご確認することをお勧めします。