「博士論文を執筆したのに出版できない」
「出版助成金が取れなくて困っている」
といったお話をよく耳にします。
博論社は、小さな出版社だからこそできる方法を大切にし、
「博士論文を単著として業績にしたい」
「少部数でも流通させたい」
研究者のそんな思いに応えます。
2018年3月15日 博論社
弊社のこのページに辿り着き、読んでいただいていることに感謝を申し上げます。
弊社は今年の3月で開業7年目を迎えます。
2024年3月までに7冊の本を出版し、2024年中に現在のところ、2冊の本を刊行する予定です。
宣伝はWEBサイトとX(旧twitter)のみの状況の中で、上記9冊の著者の方たちは、弊社を見つけ出し、経営理念に共感し、オンデマンド出版による新たな出版形態が博論本に向いていることを理解し、弊社からの出版を決断してくださいました。
この9冊の著書こそが弊社そのものであるといえましょう。
最近、私が抱いている弊社のイメージは、奥深い森の中の隠れ家の中で、ひっそりと出版社を営んでいるというものです。
私は、昔、神谷美恵子氏に憧れ、精神科医になりたかったのですが、哲学の道に進みました。
時を経て、期せずして今、私が行っている編集者の仕事は、精神科医の仕事に似ているなと思う時があります。
主に、博士論文の校正を通して、著者の真意に触れ、より研ぎ澄まされた書籍へと、著者と共同で作り上げていく、この一連の作業が、似ていると思い、天職だなと感じています。
ですから、弊社の真骨頂は校正にあるといっても言い過ぎではないと思っています。
私が、「校正とはこういうもの」という枠を取っ払い、著者に合わせた独自な校正ができるようになったのは、知泉書館の小山社長が長年にわたり、自由に校正の仕事をさせてくださったことが大きな要因としてあります。
現在でも知泉書館の本の校正を通して、校正とは何か、「この著書で指摘すべきことは何か」を勉強し、そこで得た力を弊社の校正に生かしています。
今年も、隠れ家の戸を叩き、弊社を信頼してくださる研究者の方との出会いを楽しみにしています。
2024年1月7日
高村京夏
制作、流通のコストを削減し、費用を低く抑えています。
著者の就労事情に合わせた割引制度もあります(「委託制作費用のめやす」のページへ)。
完成した書籍の所有権、著作権、出版権は著者に帰属します。
学術書の編集で経験を積んだスタッフが、編集・校正作業を担当します。
購入者のご注文を受けてから、印刷・製本し販売します。
そのため、著者は、○○部買取する義務や、在庫を抱えるリスクがありません。
委託販売(オンライン書店「博論の本棚」共同書店「PASSAGE」「Amazon」「honto」での書籍の販売)に当たっては、著者には費用の負担はございません。
1年に一度、著作物利用料(印税)をお支払いいたします。
*詳細は、「出版を依頼する」 をご覧ください。