2018年7月中に、博論社Twitter上で公開したグラフをまとめました。
【1】1981~2012年までの人文社会科学分野の博士号取得者数の推移です。
【2】2006年~2015年までの人文学分野の博士の学位授与状況の推移です。2018.12.24に最新のデータがUPされていないか確認しましたが、2015年以降のものはまだ更新されていませんでした。
2006年以降に人文学分野と社会学分野で区別して別々の数値が公表されるようになりました。2006年以前は上記【1】のグラフを参照するしかありません。
【3】2010-2018年度の科研費の学術図書の採択件数(人文科学分野)です。それ以前の数値を公表していないことは極めて残念です。
上記【1】のグラフは社会学分野も入っているので一概には言えませんが、1990年以降、急激に博士の数か増えていったにもかかわらず、相変わらず、学術図書の採択件数は125‐150件内を推移しています。博士論文の数の実態に見合った予算の増額が望まれます。
【4】2015年度中の博士(人文)の授与数は723名でした(国立385名、公立31名、私立307名)。グラフは、どこの大学で何名博士号が授与されたかを表したものです。
出典【4】のグラフは「平成27年度博士・修士・専門職学位の学位授与状況」高等教育局大学振興課資料より、博論社作成。
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